教育・学習
データ利活用ポリシー
佐賀大学は、教育・学習データの分析により教育改善や学生等の学習支援を図るため、関連法令の遵守のもと、
教育・学習活動において情報システム等に蓄積された個人情報を含むデータを有効かつ適正に利活用するために、
以下のポリシーを定めています。
国立大学法人佐賀大学
教育・学習データ
利活用ポリシー
(令和6年1月9日制定)
趣旨
佐賀大学(以下「本学」という。)は、一機関の教育の改善のみならず、我が国の高等教育、ひいては人類の福利のため、関連法令の遵守のもと、教育・学習活動において情報システム等に蓄積された個人情報を含むデータ及び以下の目的に沿って抽出・複製又は加工するデータ(以下「教育・学習データ」という。)を有効に利活用するためのポリシーを以下のように定める。
目的
1.教育・学習データは、その分析や可視化などにより教育・学習を支援するため用いられるものであり、これ以外の目的には利用しない。
体制
2.上記の目的を達成するため、本学の各情報システムにデータ管理者を置く。
教育・学習データの取得
3.教育・学習データの取得は、学生並びに教職員(以下「データ主体」という。)に対し、取得する目的(別表)を明示した後に行うものとする。
教育・学習データの管理
4.データ管理者は、取得した教育・学習データが個人情報であることを踏まえ、個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)等の関係法令、国立大学法人佐賀大学個人情報管理規程(平成18年3月16日制定)、国立大学法人佐賀大学研究データ管理・公開ポリシー(令和5年2月3日制定)、国立大学法人佐賀大学情報セキュリティポリシー(平成17年3月25日制定)、国立大学法人佐賀大学情報セキュリティ及び不正アクセス防止に関する規則(平成20年4月1日制定)等の本学の関係規程等に従い、適切に管理を行うものとする。
教育・学習データの利活用
5.データ管理者は、教育・学習データの利活用(閲覧及び分析を含む。)の目的をデータ主体に明示するものとし、変更がある場合にはその内容をウェブサイト等で告知するものとする。なお、データ主体はいつでも利活用の不承諾を申し出ることができるものとする。
【補足】本ポリシーにおける「利活用」とは、教育・学習を支援するための研究や広報等での利用を指し、本学の業務を遂行するための利用目的(単位認定、学生生活指導、教育改善等)においては、不承諾の申し出の有無にかかわらず教育・学習データを利用する。
研究成果等の公開
6.教育・学習データを利活用して得られた知見及び研究成果等は、我が国の教育活動並びに人類の福利に貢献するように公開する。なお、 研究活動及び研究成果の発表並びに広報等を行う場合は、個人が決して特定されないように適切な処理を行うとともに、本学の研究倫理に関する規定に従うものとする。
その他
7.本ポリシーに定めるもののほか、教育・学習データの利活用に関し必要な事項は、本学において別に定めるものとし、教育・学習データの利活用について個別に定められている場合は、その規程等に従うものとする。
附則
このポリシーは、令和6年1月9日から施行する。