教育改善事例・各種データ
「教学マネジメント推進室の教育改善の取組:ステークホルダーとの意見交換(佐賀大学ホームカミングデー)」
2024.10
教育改善事例
佐賀大学では、2024年10月26日(土)に「佐賀大学ホームカミングデー」を開催し、同窓生や名誉教授、在校生、教職員等の多くの方々に参加いただきました。兒玉学長の歓迎挨拶、同窓会会長の山田様によるご挨拶の後、本学の学生起業家による佐賀大学発ベンチャー講演会、留学学生による報告会が行われました。
ベンチャー講演会では、大学で培った専門知識やスキル、そして佐賀大学の教育ビジョンでもある「未知なる領域に踏み出す行動力」を武器に、起業という形で社会に貢献しようとする熱い挑戦をご覧いただきました。
留学学生による報告会では、異文化の中で多様な価値観に触れ、国際的な感覚を磨いた学生の経験を通して、グローバルな視野で学びあうことを重視する教育ビジョンの成果をご覧いただきました。
佐賀大学ホームカミングデーにご参加いただいた皆様には、アンケートを通じ佐賀大学に期待すること等についてご意見・評価をいただきました。アンケートでは、佐賀大学の教育・学生支援について高い評価をいただきつつ、一人でも多くの学生が留学を経験できるような金銭的支援や、起業する学生への基金設置を要望される声も寄せられました。
佐賀大学では、ホームカミングデーでいただいたご意見を教育の改善に活かし、「地域社会の期待に応える人材を育成する」という使命を果たしていきます。今後も、企業や自治体、保護者、学生などのステークホルダーの皆様と積極的に交流し、そのニーズに応じた教育の提供と改善に努めてまいります。
【佐賀大学が目指すこと】
佐賀大学は、ステークホルダー(地域企業、自治体、保護者、学生等)の皆様との対話に基づくエンゲージメント構築を目指しています。大学におけるステークホルダーとのエンゲージメントとは、「主体的に深い対話や共創などを通じた強い関与を持つことで、多面的にそれぞれのステークホルダーに対して責任を果たし、相互理解を得、互恵的に協働していくこと」と定義されます。私たちは、「地域社会の期待に応える人材の輩出」を佐賀大学の責任の1つと捉え、ステークホルダーの皆様との互恵的な協働を実現し、より良い教育を学生に提供すべく取り組んでまいります。