教育改善事例・各種データ
「教学マネジメント推進室の教育改善の取組:教学マネジメントスキームによる各学部との対話を実施」
2024.06
活動報告
教育改善事例
佐賀大学教学マネジメント推進室は令和6年度より、各学部との対話を通じた教育改善のマネジメント(教学マネジメントスキーム)を開始しました。このスキームでは具体的なテーマと教学IRデータをもとに、各学部との対話を通じて課題の洗い出し及びその改善策の検討を行うことで教育改善を推進します。
初回となる令和6年度はテーマを「アドミッションポリシー妥当性の検証」としました。教学マネジメント推進室は入試選抜区分ごとの入学後の修学状況等の教学IRデータを用いて検証レポートを作成し、各学部の学部長および入試や教育の質保証に関係する教員との対話を行いました。
対話の中では学部の持つ課題感やより詳細に分析が必要な事項について共有されました。学部からは「これまでいろいろな検証を行ってきたが、アドミッションポリシーの妥当性という観点はなかったため参考になった」、「データの収集はしているが中々分析までできていないものがあるので協力をお願いしたい」といった声が寄せられました。
教学マネジメント推進室は今後も各学部の課題に対して教育改善の支援を行いつつ、引き続き対話も行っていくことで課題解決に向けたより実質的な教学マネジメントに取組むことを予定しています。
写真は各学部との対話の様子(左から医学部、農学部での対話)